考える日々

a Contemplative days

兀々

言葉はふとした時に浮かぶ。


毎日、どこかしらのタイミングで「キーワード」が思い浮かび、そこから次の言葉へと連なっていく。言葉が生まれる瞬間、そこに大層な意味や意図はない。ただつらつらと自分にとって心地よい響きと視覚的なリズムでもって言葉が連ねられていく。

果たしてこの先に残るものはなんだろうか。自分の意思によらない言葉が言葉をつれてきて、自分では思ってもみなかった言葉がそこに現れる。ぼーっとしている時、どうでもいいことを考えている時のようなふわふわとした感覚。フロー状態みたいな。経験談ではなく、人として持ち合わせている共通の感覚のような気もする。そういうのが好きだ。個性云々を発揮する以上に、誰にとっても共通する領域を認識したいという欲。言葉が導く先にそれがあることを望んでいる。かといってそのために書いているかといえば必ずしもそうではないのだが。